【ワードプレス】ブログの副業で稼ぐまでの手順①
WEBサイトの運営やブログで副業を始めたいと思っていろいろと調べていませんか?この記事では初心者がワードプレスを使用してサイトを立ち上げ、Googleアドセンスで広告収入を得るための申請手順を解説したいと思います。WEB制作の副業はたくさんありますが、この記事を読めばサイト運営やブログで稼ぐための手順が分かります!
目次
なぜワードプレスがおすすめなのか?
ブログやサイト運営で稼ぐにはまずWEBサイトを作成しなければいけませんね。結論から言うと、ブログで稼ぐ場合のWEBサイトの作成にはワードプレスがおすすめです。その他のサイト作成の方法としては無料ブログを使用する、HTMLやCSSを使用するといった方法があります。下記にそれぞれの特徴をまとめてみました。

ワードプレスは「ノーコードのWEB作成ツール」にあたります。WEBサイトの作成にはHTMLやCSSといったコードの知識が必要ですが、ワードプレスを使用すれば、コードの知識がなくても直観的な操作でサイト作成することができます。
無料ブログやHTML、CSSではダメなのか?
有名な無料ブログのサービスとしては「アメーバブログ」や「楽天ブログ」、「note」などがあります。ブログを利用するメリットとしてはドメインやサーバーなどの準備がいらないので、誰でも簡単に始められることや、維持費がかからない点でしょう。
一方で無料ブログは収益化の制限が設けられていたり、サービス終了のリスクが高いこと、デザイン性の低さからSEO対策がしにくいなどのデメリットがあり、副業としてブログを運営する目的には不向きです。
HTMLやCSSを使用してゼロからサイトを作成するのはデザインの自由度が大きく広がりますが、初心者にとっては難易度が高く、理想のサイトを作成するまでに時間がかかります。
よって今回はワードプレスを使用したサイト収益化の流れを説明していきます。

ワードプレスを使用してサイトを作成するまでの流れは以下の記事にまとめてあります!
【ワードプレス】始め方からサイト作成までを初心者向けに解説
ブログで収益化する方法
サイトを作成したら、収益を得るために広告を掲載する必要があります。サイトの広告収益の方法としては大きく分けて以下の2つです。
広告収益の種類
成果報酬型広告(アフェリエイト)
ユーザーがサイト広告をクリックして、サービスを購入したり申込すると報酬が発生する。
クリック型広告(Googleアドセンス)
ユーザーがサイト広告をクリックした時点で報酬が発生する。
2通りの広告を詳しく見ていきましょう。
成果報酬型広告(アフェリエイト)
アフェリエイトは広告主がASP(広告主とアフェリエイターを仲介する企業)に広告を依頼し、アフェリエイターがそれをサイトに掲載、ユーザーが広告から商品を購入すると成果報酬がアフェリエイターに入る仕組みです。

ASPとして2024年現在、最も使用されているサービスはA8.netのようです。
このようなアフェリエイトでどのくらいの収益が見込めるのかは、アフェリエイトマーケティング協会の市場調査などで確認することができます。以下はアフェリエイト収入調査の抜粋です。

引用:アフェリエイト・プログラムに関する意識調査2024/アフェリエイトマーケティング協会
2024年の結果を見るとアフェリエイトで1万円以上を稼いでいる人の割合は2023年に比べて10%程度減少しており、稼げる人と稼げない人で2極化が広がっています。
以上よりアフェリエイトの特徴として、扱う商品の単価が大きければ報酬も高くなりますが、一方で広告する商品の魅力をユーザーに伝える技術や、掲載広告に合わせたサイトデザインが必要であることから初心者が参入しにくい市場であることが伺えます。
クリック型広告(Googleアドセンス)
クリック型広告として有名なのはGoogleアドセンスです。グーグルが広告主とブログ運営者を仲介し、ブログ運営者がサイトに広告を掲載してユーザーがそれをクリックすると報酬が発生します。

Googleアドセンスのメリットはグーグル側が自動でユーザーに需要に適した広告を選定して掲載してくれるため、運営するブログのジャンルが問われないということや、クリックした時点で報酬が発生するため、初心者にとって収益を得るためのハードルが低い点が挙げられます。
初めての収益化ならGoogleアドセンスがおすすめ!
まとめると以下の点からブログの広告掲載はGoogleアドセンスがおすすめです!
・アフェリエイトは初心者の参入ハードルが高い。
・Googleアドセンスは自動で広告掲載してくれるため、サイト運営のジャンルが自由。
・Googleアドセンスはクリックされれば報酬が発生する。
Googleアドセンスの申請手順
プラグインSite Kit by Googleを利用する
アドセンスの申請にはワードプレスのプラグインである「Site Kit by Google」を使用するのが最も簡単です。Site Kit by Googleはグーグルが提供しているWEBサイトの分析ツールとワードプレスを連携させるプラグインです。

Site Kit by Googleを含むワードプレスのプラグインについては以下の記事でまとめています!
【ワードプレス】おすすめプラグイン8選
プラグインをインストールしたら有効化しましょう。有効化するとワードプレスの管理画面に「Site Kit」の項目が表示されるので、それをクリックして一番下までスクロールしていき、Googleアドセンスのリンクの「今すぐ連携」からアクセスします。
サイトにアクセスするとサインインを求められるので、手順に従って進めていきましょう。サインインすると以下の画面が出てきます。

まずはユーザーの情報について記入していきます。上記画面の一番左をクリックすると住所や利用者が法人か個人かなどの顧客情報の入力を求められますので、手順に沿って入力していきましょう。
次に一番右の「サイトをAdSenceにリンク」から「AdSenceアカウントを確認する」をクリックします。たったこれだけで、アドセンスの申請は終了です。
アドセンス申請の難易度はどのくらい?
Googleアドセンスの合格率は公表されていません。ただ、2017年の英語圏の「Google Help Forum」の記事をまとめたサイトによると合格率は4%だったとのことです。(引用:ブロギングライフ)しかし私の調べる限りでは現在の合格率はそこまで低くないように感じるので、必要以上に身構えなくてもいいと思います。
アドセンスの審査基準は?
次に審査にあたってはどのような基準で審査されるか気になりませんか?これについても公表はされていないのですが、大切なのは以下の2点だと考えています。
審査で大切なこと
・Googleのプライバシーポリシー違反をしない。
・ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成する。
Googleのプライバシーポリシーについては禁止コンテンツを掲載しないことが重要です。ポリシーについては以下のサイトに記載がありますので参考にしましょう。
内容の一部を抜粋するとこのようなコンテンツが挙げられます。
次に価値のあるコンテンツの作成についてですが、これはグーグルが公表しているGoogle が掲げる 10 の事実が参考になると思います。以下が10の項目の抜粋です。
具体的にどのような記事を書けば良いか?
基準はわかったけど具体的にどのくらい記事を書いてから申請すれば良いか気になるところだと思います。調べると1記事2000単語以上で、最低10記事は投稿が必要という情報が見受けられました。しかしそれも明確な基準ではないので、実情は分かりません。参考として私の場合どうだったかを紹介します。
申請自体は初めてで、申請時のサイト情報以下のような感じです。
記事数:6
1記事あたりの平均文字数:5610単語
サイト訪問者数:約60人
サイトPV数:約260
記事の更新頻度:1週間に2~3本程度
これを見る限り、サイトの閲覧数などはあまり審査に関係ないのかもしれません。記事数についても必ずしも10記事を書く必要はないようです。私の場合は申請をしてから、合格通知が届くまで3週間かかりました。中には申請した翌日に合格通知が来たという情報もあったので、これも人によって様々なようです。

いずれにしても、審査に落ちてしまった場合は「コンテンツの内容を見直し⇒再申請」を繰り返して気長に待つしかありません。
Googleアドセンス審査に合格したら
広告の掲載設定をする
審査に合格したら広告掲載の設定をしましょう。アドセンスの広告はグーグル側で広告を自動掲載するパターンと自分で掲載位置選ぶ広告の2つがあります。
自動広告の設定
Googleアドセンスの管理画面を開き、「広告」タブの「サイトごと」よりリンクしているサイト名の編集をクリックします。

編集画面を表示したら「自動広告」のチェックを入れます。これで自動広告の設定は完了です。赤枠の部分で自動広告を表示する場所や広告のフォーマットを編集することができます。

手動広告の設定
手動の広告は4種類あります。
広告の種類
ディスプレイ広告
サイトの様々な場所に掲載できるように設計された広告。
インフィード広告
メディアやサイトのタイムライン内にある記事と記事の間に表示する広告。
記事内広告
記事コンテンツの中に差し込まれる広告。
Multiplex広告
1つの広告ユニットのなかに複数の広告をグリッド分けして掲載する。
手動で広告を挿入するにはいくつか方法がありますが、今回はカスタムHTMLブロックを使用して記事内に直接記入する方法を解説します。
まず「広告」タブの「広告ユニットごと」を表示し、挿入したい広告を選んでクリックします。

今回はディスプレイ広告を設定してみます。ディスプレイ広告の設定画面を表示し、「広告ユニット名」を決めます。広告ユニット名を入力したら広告のプレビューを確認して「作成」ボタンをクリックします。

広告を作成するとHTMLコードが発行されるので、これをコピーしておきます。コピーしたら「完了」をクリックして大丈夫です。

完了をクリックすると作成した広告ユニットは一覧で表示されます。再度利用したいときは一覧の「<>」マークをクリックするとコードが表示されるので、コピーして利用できます。

広告を挿入したい記事の部分で「カスタムHTMLブロック」を挿入します。

ブロックを挿入したら、先ほどコピーしたコードを挿入します。これで、この部分にグーグルからの広告が表示されるようになります。


広告が表示されるようになるまではしばらく時間がかかるので、時間を置いて確認してみましょう。
受け取り口座を設定する
広告を掲載して収益が発生したら収益を受け取るための口座を設定する必要があります。手続きの手順をまとめておきます。
口座設定の手順
①PINコードの登録
広告収益が1000円を超えると設定した住所宛てにハガキでPINコードが郵送されてきます。このPINコードをアドセンス管理画面の「適格性の確認」に入力することで住所が実在することが確かめられます。
②銀行口座を登録
広告収益が8000円を超えると収益を受け取るための銀行口座の設定ができるようになるので、アドセンス管理画面から登録します。
③デポジット入金の確認
銀行口座を設定すると、口座確認のために少額の振込がされます。振込された金額をアドセンス管理画面から入力することで、銀行口座の本人確認が認められます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はブログ運営で稼ぐための具体的な手順としてGoogleアドセンスの申請までを解説しました。今後は主のサイト運営の実体験を踏まえて実際に収益を獲得するまでの流れを記事にまとめていきたいと思います。少しでも皆様のお役に立てたなら嬉しいです。その他様々な記事を投稿しているので、ぜひ読んでみてください!それではまた。